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長谷川イズム(その3)

炎に対する想い・・・

「薪ストーブの炎の良さは、電気やガスなどとは違い、 バリエーションが豊富であるということが一番だと思う。」
「木の種類や乾燥状態によって、炎の色・音・香り・燃え方が全て違うので、ずっと見ていても飽きることがない。」
「建物の中で暖炉を大切にしたフランク・ロイド・ライトの言葉からも読み取れるように、私自身も暖炉や薪ストーブの炎は『創造の源』であると考えている。」・・・ と、長谷川の炎に関する想いは、誰よりも強いようです。

「テレビを見ていたりゲームをしていた子供が、薪ストーブを焚くと、じっと炎を見ています。」
「まだ赤ちゃんなんですが、薪ストーブの炎が好きでジッと見つめるんですよ」など、実際のお客様の声を聞いた時には、 今も昔も炎の魅力は変わらないと嬉しくなったそうです。

また、薪ストーブは遠赤外線効果により、体のシンまで暖めるという効果があると言われています。
さらに、この遠赤外線効果は、薪ストーブ料理を通しても強く感じているとのことで、「薪ストーブで作る料理は美味しいと思っていましたが、これも遠赤外線効果を舌で感じているんでしょうね(笑)」と話していました。
実際にグランビルでは、数年前にテレビ番組の企画に協力して、薪ストーブを使った実験を行いました。
エアコンやファンヒーターなどの暖房器具に比べ、薪ストーブで暖まった体は体温の低下が緩やかであることが、実際の数値として確認することができ、改めて薪ストーブの素晴らしさを実感したそうです。

 

薪ストーブと家造り

「年齢的に、私は生活の中で薪を使ってきた経験がある。実際に薪の炎を見ながら、その良さや大切さを経験している最後の世代かもしれない。」
「現在の若い人たちは、なかなか薪の炎を見るという機会がないと思う。
そんな若い世代に、薪の生み出す炎を見てほしい、薪の炎を見せてあげたいと思っている。」
との考えから、薪ストーブを中心とした家造りも提案しているそうです。

ただ、先に話したように・・・
暖炉や薪ストーブは日本においては歴史が浅く、薪ストーブを中心とした家造りということは、残念ながらまだまだ一般的とは言えないようです。

 

家を建てた後で薪ストーブを追加する場合と、最初から薪ストーブを組み込んだプランとでは、熱効率などを含めて『薪ストーブを活かし切る』という意味で全く違ってくるそうです。
このことから、薪ストーブを大切に考えているお客様には、 初めから薪ストーブを中心とした家造りを推奨しているそうです。

「薪ストーブは、エネルギーの面からだけではなく、遠赤外線効果や湿気を取ったり調理ができたり…単に暖房器具だけではない優れた特徴がある。」「『薪ストーブが人のためにも家のためにも良いものである』ということを、もっともっと知ってほしい。」と、熱心に語っていました。
 


「薪ストーブのある生活は、スローライフの象徴であると思っている。」
「『同じ一生で豊かな時間を楽しむ』『人生を楽しみながら味わう』・・・
そのためには薪ストーブが不可欠だと思っている。」
このような言葉から、薪ストーブが長谷川イズムに通じるものであるということが理解できました。

 

薪ストーブにこだわってきた長谷川が選んだ薪ストーブの数々。
是非、GRANVILLEのショールームで実際に体感してみてください。
薪ストーブの素晴らしさや奥深さを感じていただくことができれば幸いです。



 


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長谷川イズム(その2)

画期的だったESSEクッキングストーブ


もともと料理が好きだった長谷川は、クッキングストーブに関しても理想とするものがありました。
それまでのクッキングストーブは、料理をすることをメインとした調理器具という捉え方をされており、これに対して何か物足りなさを感じていたそうです。


そんな時にアメリカのショーで出合ったのが、ESSEのクッキングストーブ。
賞を取るほど優れた性能を持っていることはもちろん、 何よりもクッキングストーブで炎を見ることができるということに強くひかれたそうです。
当時、炎が見えるクッキングストーブというものはほとんどなく、これは画期的な商品だったようです。
 
ESSEはイギリスのメーカーでしたが、
すぐに社長と意気投合し、 クッキングストーブに関する思いを語り合ったそうです。
(余談ですが・・・その絆は今でも続いており、今回の東日本大震災の際にも支援物資としてクッキングストーブを送っていただくことができました。気持ちのこもった対応に本当に感謝しています。)


美しい炎を楽しみながら、部屋を暖め、遠赤効果で美味しく料理のできるESSEのクッキングストーブ。
・・・その良さを知れば知るほど、ある思いが強くなってきたそうです。
それは、「日本でクッキングストーブが受け入れてもらえるだろうか?」「クッキングストーブを使いこなしてもらえるだろうか?」という文化の違いから来る不安感でした。
 

ただ、長谷川自身が薪ストーブで料理することの素晴らしさを実感していたこともあり、「クッキングストーブの良さを日本の女性にも知ってもらいたい」「薪ストーブ料理を広めたい」とも思ったそうです。
そして、日本でいち早くESSEのクッキングストーブの取扱いを始めることに決めたそうです。

この流れは、GRANVILLEサイトの魔法のキッチンに受け継がれており、多くの方に好評を得ています。
「薪ストーブ料理というものが、徐々に広がっている手応えを感じている」と語っていました。

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長谷川イズム(その1)

旧Showroom便りより、再掲載

 
1979年に薪ストーブの輸入・販売会社グランビルを設立した 長谷川。
やはり、薪ストーブには強いこだわりがありました。

クリーンエネルギーに対する想い。
 

四日市出身で、子供の頃から海洋少年団として活動していた長谷川は、四日市の海の移り変わりをその目で見てきました。
四日市のコンビナート群から出ている煙や、美しかった海が汚れていく様子を、船の上から眺めながら…
「大人になったらクリーンなエネルギーに携わる仕事がしたい」「いつか社会性のある仕事がしたい」と強く思うようになったそうです
 

最初は車のメーカーに就職したものの、クリーンエネルギーのことが頭から離れずに、28歳の時にソーラーシステムの会社を立ち上げました。その後、製品のBL認定を受け、ソーラーメーカーとして忙しく仕事をする中で、さらにクリーンなエネルギーのことを考えるようになったそうです。
 

当時の日本における薪ストーブは・・・

今でこそ日本においても認知され、普及している薪ストーブですが、西洋建築と共に入ってきた初期の頃は、薪ストーブというよりも暖炉が主体だったそうです。 そして、暖炉=贅沢品といった感覚で捉えられていたようです。
さらに、家の中に煙突がなかった日本の文化においては煙突に関しても歴史が浅いと言えるのだそうです。
例えば、茅葺の家などに付きものの囲炉裏。 その煙は屋根を守るために必要であり、茅を燻蒸し殺菌や防腐作用としての煙を用いるために、逆に煙突が必要ではなかったとも考えられるとのことでした。

薪ストーブには煙突が欠かせないものですが・・・
この当時は、薪を燃やす=黒い煙の排出(ススや匂い)といった古いイメージもまだまだ残っていたようです。


使命感を感じて!

そんな中で、たまたまアメリカに行く機会があった長谷川は偶然にも薪ストーブに出会いました。そして、帰りの飛行機の中で「薪ストーブは日本に向いている!」と確信したそうです。
「日本には素晴らしい森林がある」「この森林エネルギー(薪)を活かし、環境保全の面でも優れている薪ストーブを広めて行こう」と半ば使命感のような気持ちが芽生えたそうです。

※薪ストーブで木を燃やすことで排出される二酸化炭素は、木の成長過程で吸収する二酸化炭素の量と同等だと言われています。(カーボンニュートラル)
 

もともと薪ストーブは暖炉から派生したものでしたが、その性能が飛躍的に良くなったのは、アメリカでストーブの排出ガスに対して規制が設けられるようになってからであると言われているそうです。この規制に対応するために、燃焼システムが改良され、クリーンな排気と熱効率の良い薪ストーブが開発されて行ったとのことでした。

「薪ストーブの燃焼システムが成熟し、優れたエネルギーシステムであるということが確認できるようになった時に、薪ストーブとめぐり合うことになったのは、運命的なものを感じている。」と長谷川は語っています。

 

HAMPTON(ハンプトン)との出会い。

こうして、薪ストーブの素晴らしさを広め、日本全国に薪ストーブの設置をさせていただいている中で、再び疑問が現れてきたそうです。
「もっと性能の良い薪ストーブはないのか?」
「より日本の風土に合った薪ストーブはないのか?」
と更に良い薪ストーブを求めるようになってきました。

そして、カナダに行った際に、今ままでの薪ストーブを研究し、伝統のスタイルに最新の技術を組み込んで新しいストーブを開発しているメーカー(REAGENCY)があるという話を聞いたそうです。
 

その情報が気になり、なんとか探し出して、自ら会社に出向いていった長谷川。
幸運にも社長に会うことができ、開発過程の製品を見せていただく機会に恵まれました。
・・・そして、一目見て「この薪ストーブは素晴らしい製品だ!」と思ったそうです。
今まで薪ストーブを扱い、様々なメーカーの長所や短所を知り尽くしているからこそ、 その製品の良さを実感することができたのではないでしょうか。

 

それから3年ほど通い、ついに完成した薪ストーブが
HAMPTON(ハンプトン) Hシリーズでした。

初心者や女性でも扱いやすい操作性、
メンテナンスのしやすさ、
日本の気候風土に向いている点
(湿気に強い堅牢さ、針葉樹も燃やせる多燃性タイプ)、
オーロラのような炎の美しさなど、
今までの薪ストーブにはない画期的な特徴を持つHAMPTON(ハンプトン)のHシリーズ。
「まさに求めていた薪ストーブにめぐり合った!」
と感じたそうです。
 

 

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