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長谷川イズム(その1)

旧Showroom便りより、再掲載

 
1979年に薪ストーブの輸入・販売会社グランビルを設立した 長谷川。
やはり、薪ストーブには強いこだわりがありました。

クリーンエネルギーに対する想い。
 

四日市出身で、子供の頃から海洋少年団として活動していた長谷川は、四日市の海の移り変わりをその目で見てきました。
四日市のコンビナート群から出ている煙や、美しかった海が汚れていく様子を、船の上から眺めながら…
「大人になったらクリーンなエネルギーに携わる仕事がしたい」「いつか社会性のある仕事がしたい」と強く思うようになったそうです
 

最初は車のメーカーに就職したものの、クリーンエネルギーのことが頭から離れずに、28歳の時にソーラーシステムの会社を立ち上げました。その後、製品のBL認定を受け、ソーラーメーカーとして忙しく仕事をする中で、さらにクリーンなエネルギーのことを考えるようになったそうです。
 

当時の日本における薪ストーブは・・・

今でこそ日本においても認知され、普及している薪ストーブですが、西洋建築と共に入ってきた初期の頃は、薪ストーブというよりも暖炉が主体だったそうです。 そして、暖炉=贅沢品といった感覚で捉えられていたようです。
さらに、家の中に煙突がなかった日本の文化においては煙突に関しても歴史が浅いと言えるのだそうです。
例えば、茅葺の家などに付きものの囲炉裏。 その煙は屋根を守るために必要であり、茅を燻蒸し殺菌や防腐作用としての煙を用いるために、逆に煙突が必要ではなかったとも考えられるとのことでした。

薪ストーブには煙突が欠かせないものですが・・・
この当時は、薪を燃やす=黒い煙の排出(ススや匂い)といった古いイメージもまだまだ残っていたようです。


使命感を感じて!

そんな中で、たまたまアメリカに行く機会があった長谷川は偶然にも薪ストーブに出会いました。そして、帰りの飛行機の中で「薪ストーブは日本に向いている!」と確信したそうです。
「日本には素晴らしい森林がある」「この森林エネルギー(薪)を活かし、環境保全の面でも優れている薪ストーブを広めて行こう」と半ば使命感のような気持ちが芽生えたそうです。

※薪ストーブで木を燃やすことで排出される二酸化炭素は、木の成長過程で吸収する二酸化炭素の量と同等だと言われています。(カーボンニュートラル)
 

もともと薪ストーブは暖炉から派生したものでしたが、その性能が飛躍的に良くなったのは、アメリカでストーブの排出ガスに対して規制が設けられるようになってからであると言われているそうです。この規制に対応するために、燃焼システムが改良され、クリーンな排気と熱効率の良い薪ストーブが開発されて行ったとのことでした。

「薪ストーブの燃焼システムが成熟し、優れたエネルギーシステムであるということが確認できるようになった時に、薪ストーブとめぐり合うことになったのは、運命的なものを感じている。」と長谷川は語っています。

 

HAMPTON(ハンプトン)との出会い。

こうして、薪ストーブの素晴らしさを広め、日本全国に薪ストーブの設置をさせていただいている中で、再び疑問が現れてきたそうです。
「もっと性能の良い薪ストーブはないのか?」
「より日本の風土に合った薪ストーブはないのか?」
と更に良い薪ストーブを求めるようになってきました。

そして、カナダに行った際に、今ままでの薪ストーブを研究し、伝統のスタイルに最新の技術を組み込んで新しいストーブを開発しているメーカー(REAGENCY)があるという話を聞いたそうです。
 

その情報が気になり、なんとか探し出して、自ら会社に出向いていった長谷川。
幸運にも社長に会うことができ、開発過程の製品を見せていただく機会に恵まれました。
・・・そして、一目見て「この薪ストーブは素晴らしい製品だ!」と思ったそうです。
今まで薪ストーブを扱い、様々なメーカーの長所や短所を知り尽くしているからこそ、 その製品の良さを実感することができたのではないでしょうか。

 

それから3年ほど通い、ついに完成した薪ストーブが
HAMPTON(ハンプトン) Hシリーズでした。

初心者や女性でも扱いやすい操作性、
メンテナンスのしやすさ、
日本の気候風土に向いている点
(湿気に強い堅牢さ、針葉樹も燃やせる多燃性タイプ)、
オーロラのような炎の美しさなど、
今までの薪ストーブにはない画期的な特徴を持つHAMPTON(ハンプトン)のHシリーズ。
「まさに求めていた薪ストーブにめぐり合った!」
と感じたそうです。
 

 
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